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Looking for the Nostalgia

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「黒い悲しみのロマンセ或いはFallin' Love With」「永遠に今が」

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BGM:「etcetera vol.2」裸のラリーズ

「裸のラリーズ」の公式盤や音源収集に執着がある訳ではないのですが、
やはりどこか避けては通れないというか、半ば神格化されたイメージだけでなく、
水谷孝さんの在り方や精神性が気になるのは間違いありません。

その部分は音楽に集約されているという事だと思うのですが、
多くの人がブート盤や極端に少ない公式盤を求めるのは、
希少価値を得る事への優越感なんかよりも、
水谷さんの精神の断片に触れたいが為の探求心から来るものなのでしょう。

レコード屋で偶然にも見つけられたこのEPは、
本来雑誌「etcetera」第2号裸のラリーズ特集(1996年刊)の付録だったようです。
雑誌が付いていない状態の為か比較的安価でした。
余計な要素の一切ないストレートでとても良質なジャケットデザイン。

ラリーズのイメージと言えばフィードバックギターと同時に、
黒、夜、闇といった世界観。
それが水谷孝さんの哲学の根源にあるのだと思うのですが、
黒や闇という概念は人を引きつける魔力があります。
しかし、あまりにのめり込み過ぎ、その魔力に取り付かれると、
二度と抜け出せなくなってしまい、
そこでしか生きられなくなってしまうような怖さもある気がします。

黒にこだわり追求し、
混じり気の無いそのイメージを持ち合わせた極少数のアーティスト、
その人達はいったい何がそうさせるのでしょう?

一つ言える共通点があるとすれば、時代や情報に左右されず、
頑なに独自の価値観を貫き探求しているという点。
その先に見えている真実が、光に誤魔化された白ではなく、
黒い闇だったのでしょうか。

永遠に今が
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by shimizumigiwa | 2011-07-22 03:38 | 音楽
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