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Looking for the Nostalgia

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2019年 02月 04日 ( 2 )

「小説 野性時代」2019年2月号 挿絵

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「小説 野性時代」2019年2月号(KADOKAWA)
群ようこ 著「これで暮らす」第4回 挿絵

by shimizumigiwa | 2019-02-04 23:19 | Works

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2019年(平成31年)1月2日(水)
午後2時過ぎ。
タクシーでメディカルセンター。
待っていられず、救急。
午後3時~4時位。
病院。
検査。
宣告。
入院。


2019年(平成31年)1月3日(木)
午前4時4分。

午前7時頃。
共に帰宅。


2019年(平成31年)1月4日(金)
自宅滞在。


2019年(平成31年)1月5日(土)
自宅滞在。
ドライアイス交換。


2019年(平成31年)1月6日(日)
自宅滞在。
写真捜索。
メモ書き幾つか発見。
手紙、団らんの絵。


2019年(平成31年)1月7日(月)
午後3時。
出棺準備。
クマのぬいぐるみを一緒に連れていってもらう。
午後4時頃。
自宅出棺。
午後11時30分頃。
追伸書く。


2019年(平成31年)1月8日(火)
午前2時過ぎ。
1月2日(水)の病室での様子を、以前に夢で見たような気がする。
午前10時40分。
以前買ってくれたセーターを着て出発。
午前11時30分。
斎場到着。
快晴。
午前11時45分頃。
入炉。
薄いピンク色の棺桶。
用意された花が、リビングに飾ってくれていた、僕が以前描いた花の絵と同じだった。
手紙、写真、絵、絵はがき、手提げバッグを納める。
午後1時。
収骨。
焼かれて骨になった姿を見るまで緊張した。
のどぼとけは残っていた。
午後1時半頃。
帰宅。
遺骨を持ち帰ると、少しホッとした。


2019年1月13日(日)
タバコを吸うお母ちゃんの夢。

おかしな事を言うようだけど、お母ちゃんと僕は親子であるのはもちろんの事、最後の1~2年は、まるで夫婦のようでもあったように思う。


2019年1月23日(水)
年金事務所にて手続き。
お母ちゃんの年金手帳を預けてしまうと、少し寂しい気持ちになった。


2019年1月25日(金)
あの日、救急をかける前、お母ちゃんをメディカルセンターへ連れて行く為にタクシーを呼ぶとき、電話番号が見当たらず、少しイライラしてしまった事を思い出し、後悔する。
ごめんねとありがとうを直接言いたい。
お母ちゃんの写真を見返す。
失ってから本当の大切さと想いに気づき、大切に出来なかった事、想いを伝えられなかった事を後悔するのだから愚かだ。

「親孝行したい時に親はなし」
NHKラジオ深夜便より。

当初(昨年12月27日、内視鏡検査で腫瘍が見つかり、手術をする為に、年が明けて1月11日から入院する予定だった。)は、お母ちゃんが入院している間に、水回りや普段おろそかになっている所、とにかく部屋全体を掃除しておこうと思っていた。
退院して帰ってきた時に、キレイになっているのを見て喜んで欲しかった。


2019年1月26日(土)
絵の仕事を一番見て欲しいのは、お母ちゃんだった。

着替え中に歩いて、前につんのめりそうになるお母ちゃんの夢。

大人になってからも、もっとお母ちゃんと一緒に並んでる写真を撮っておけばよかった。


2019年1月27日(日)
古いアルバムと、以前見たのかもしれないけれど記憶から抜け落ちていた写真を見つける。
飾る。
お母ちゃんの愛情に対して、俺は1%も返せていないくらい不義理だったのだなと思う。
一緒に古いアルバムを見ながら、「これはいつ?どこ?」とか、「何の時の?」とか、もっと話せば良かった、話したいと思う。


2019年1月28日(月)
お母ちゃんの姉妹であるYコおばちゃんとSヒサおじちゃんが来てくれる。
お母ちゃんの事などの話。
思いやりに泣いた。


2019年1月30日(水)
お母ちゃんの引き出しを整理。
昔、友人が働いていた雑貨屋で、自分のポストカードなどのオリジナルグッズを委託販売してもらっていた。
それらが沢山出てきた。
結局お母ちゃんが俺の知らないうちに買ってくれていたようだ。
お母ちゃんが買ったら意味ないのに。
お母ちゃんありがとね。


2019年1月31日(木)深夜(2月1日)
お母ちゃんの夢で深夜に目が覚める。
夢の中では2019年1月4日という事になっていて、玄関のドアが激しく閉まる大きな音が二回ほど聞こえ、お母ちゃんに何かあったのか?と不審に思い、お母ちゃんの様子を見に行くと、あの日のように、ベッドの上に倒れたように横たわり、咳で苦しそうにしているお母ちゃん。
抱き抱えて背中をさすると、掠れた声で(咳のし過ぎで喉や全身が)痛いと言う。


2019年2月1日(金)
風土記、来週は宇和島とのこと。
お母ちゃんの生まれ故郷。


2019年2月2日(土)
お母ちゃんは走馬灯を見たのだろうか。
俺は沢山出てきたかな。
穏やかな思い出として映ってくれたかな。

大切な人を亡くしても尚、相手を強く想うが故に抱く幻想を、責めることができようか。

いつか、もう一度だけでも、お母ちゃんに会いたい。


2019年2月3日(日)
1ヶ月が経ち、暦の上では春を迎えた。

「また来ん春と人は云ふ」
by shimizumigiwa | 2019-02-04 13:23 | Diary