
学生の時にページ物の課題で作ったやつが出てきた。
これはヒドイ。
スペルも思いっ切り間違っています。
つまらんモノ作ってるな。
当時はイギリスの「
TOMATO」に代表されるクリエイター集団が爆発的な人気で、
予備校の時に知り合った気の合う奴等と
「俺達もクリエイター集団としてプロジェクトを発足させようぜ」という、
なんとも影響されやすい浅はかな勢いのもと、まず名前を考えようと議論して
決まったチーム名が「マッドナルシスト」だったのです。(1997年頃)
真のナルシストは墜ちている自分に酔うというようなニュアンスで、
まぁ自分達がくすぶりまくっているというどうしようもない状況だったし、
あとは「マッド」という響きが、イカしてるぜみたいな中学生的発想で。
それで名前が決まった日に遊んでいた場所が
「
ソルジャーガレージ」の曲(?)にもある「立石海岸」だったのです。
ちなみに名前の候補として他には
「すねかじり」とか「マッドカルシウム」等がありました。
で、どんな活動をしていたかと言うと、
当時横浜のジョイナスという駅ビルの中に「ロミオ」という喫茶店があって、
いつもミーティングはそこで行われていたのだけど
(皆「横浜アトリエ」という今はなき美大受験の為の予備校で知り合ったので、
横浜が本拠地となった。)、結局いつもだべってばかりで何にもまとまらず、
要するに「ロミオ」に集まってチョコレートパフェを食べる事が主な活動だったという、
甘い物が好きな男が6人集まっただけのチームだったのです。
一度、「マッドナルシスト」のオリジナルTシャツを作ろうという話になったのだけど、
デザインもそれぞれ持ち寄って、これは形になるんじゃないかという
寸前まで来たところで、Tシャツの色を白にするか黒にするかで意見が割れ、
「黒なら俺着ねーし」とか「白なら俺作らねーからな」と言い合う
小3レベルのケンカになり、結局できず終いだったという。
それから何年か後に「マッドナルシスト」から
音楽部門として派生したバンドが「ソルジャーガレージ」なのです。
「なのです。」と言われても「だから?」という話でスミマセン。